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沿革
1991年4月、三上賀代の舞踏論(お茶の水女子大学大学院修士論文「土方巽研究」)を基に作家・三上宥起夫によって創立。1992年、旗揚げ公演『献花』。1994年、傘下団体として10歳から80歳までの一般市民を中心とした舞踏グループ「湘南舞踏派」を立ち上げ、以後、賀代のソロもしくは小人数(1~4人)公演と、賀代を中心としたプロの舞踏家+湘南舞踏派(団員数30〜40名)公演の二つの公演体制をとって今日に至る。市民活動として野口体操をベースとした健康体操『からだの教室』がある。 2001年11月 京都に大学生を中心に「平安舞踏派」を組織。


 三上賀代

 とりふね舞踏舎主宰。学術博士。舞踏家、舞踏研究家。京都精華大学准教授。

 徳島県出身。1976年お茶の水女子大学国文科卒。97年同大学院博士過程(舞踊教 育学)修了、「土方巽研究‐暗黒舞踏技法試論」にて学位取得。
 78年〜81年、暗黒舞踏創始者・土方巽に師事。83年〜98年、野口体操創始者・東京芸術大学名誉教授、野口三千三に師事。93年修士論文「土方巽暗黒舞踏試論」が『器としての身體−土方巽・暗黒舞踏技法へのアプローチ』(ANZ堂出版)として出版。土方巽暗黒舞踏研究の基礎を確立。                               
                                      2001年「からだを生きる−身体・感覚・動きをひらく5つの提案>」(共著・創文企画)。国内外学会発表、論文多数。身体表現の実践家として高齢化社会の今日、生涯教育の面からも大学院、地域などでの講演、ワークショップも多い。
 とりふね舞踏舎の中心舞踏家として、これまでに全作品、国内外の全公演に主演。93年の出版以来、世界の舞踊関係者から望まれていた『器としての身體-土方巽・暗黒舞踏技法へのアプローチ』の完全版(博士論文)の英訳が完成、2007年出版の予定である。







三上宥起夫

とりふね舞踏舎・からだの教室主宰。作家、演出家、振付家。

青森県出身。明治学院大学中退。フランス・ナンシー大学世界青年演劇センター(C.U.I.F.E.R.D)奨学生。

  寺山修司主宰の実験演劇室「天井桟敷」時代の1971年に、同劇団のヨーロッパツアー(フランス・ナンシー演劇祭、パリ・レ・アール公演、オランダ゙・ミクリ劇場公演)をプロデュース。同劇団退団後、フリーライターとなり、雑誌に旅行記、映画評論等を書く。

  著書に『ハミングバードはもう鳴かない』(カドカワノベルズ出版)。

  とりふね舞踏舎の全作品の構成、演出、振付。他に演劇公演等の振付、演出。


Photo:Peggy Jarrell Kaplan




 

湘南舞踏派

とりふね舞踏舎の傘下団体として、1994年に結成。野口体操をベースとした「からだの教室」を母体に、湘南地方在住の中高年一般市民を中心とした舞踏グループ。団員は、10歳から80歳までの一般主婦、教師、漫画家、看護婦、地方公務員、大学生、不登校生、サーファー、元暴走族等からなり、平均年齢は50代。2000年あたりから10代〜30代の大学生、一般人が増加。80歳の新人も登場。団員約30名。とりふね舞踏舎の市民参加舞踏公演の中核として国内外での出演多数。

平安舞踏派

とりふね舞踏舎の傘下団体として、京都精華大学大学生を中心に2001年に結成。団員約10名。とりふね舞踏舎の関西における舞踏展開の拠点として活動を続ける。



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